震災から1ヶ月

3月11日14時46分、M9.0の巨大地震。
そこから30分もしないうちに巨大津波。
震災に遭われ、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

今居る盛岡は被災地に比べれば全然被災地じゃないんだろうな。
家の倒壊も無く、物資には窮したが仕事は出来ている。

実家は床上浸水で家を持って行かれることも無く、親戚関係を含め全員無事だった。
直ぐにでも実家に行こうかと思ったが、実家へ行く道は緊急車両以外は通行止めの規制が掛かったり、大きめの余震がまだ来ていたりと、直ぐに動ける状況ではなかった。
また、人手は欲しいが来て貰ったところで電気も水道も来ていないので、あまりどうしようも無い状況らしい。
というのが、電話が繋がる様になってから判った事。

盛岡は1日強の停電状態。
自分が居る地域の電力が回復したのが12日の21時。
ちょうど寝る支度をしていて、息子用に湯たんぽにお湯を注いでいる時に部屋の電気が点いた。
県内が完全停電していた時の星空は、北斗七星ってあんなに大きかったっけ?って思うほど結構忘れられないほどに綺麗だった。
今思うと、三脚立てて長時間露光で写真でも撮っておけばよかったかな…。
そんな余裕は全然なかったけど。

話が前後するが、11日は車中泊をした。
停電で真っ暗で、余震によってガタガタという家の中は怖いという息子に便乗した形だが、どれだけの余震が来るか判らない中、家の中にいるのも危険な気がしたのは確かだった。
車であれば、ガソリンは消費するが暖もとれるしラジオやワンセグで情報の収集が可能だ。

21時か22時かハッキリ覚えていないが、シガーソケットから充電できるUSBコネクタがコンビニに無いか、車で近所を走ってみた。
どこも真っ暗。
自分の家が危険と感じたのかスーパーやコンビニの広い駐車場に止めて暖気している車が何台かあった。
コンビニは軒並み終了…しているのかと思っていたら、近場のサンクスが自家発電で営業していてUSB充電に使えそうなものが1つだけ残っていた。
ただ…本当に使えるのかが全然判らない。。。少し混乱気味の店内でオーナーっぽい奥さんに開けて確認して良いですか?と確認したところ、奥さん自ら開けてくれた。
USB-Aで接続できる物だったので、不要なBluetoothのイヤフォンが付いてくるが購入。
追加で、まだ店内に残っていたカップラーメンやお菓子やお茶などを購入。
POSレジは全く機能しなくなっているので、自家発電と電卓、そろそろ終了しそうなPOS端末だけで営業していてくれたサンクスに感謝!!

12日、朝どうやって目覚めたかは余り覚えていない。。。
携帯メールはweathernewsの地震メールでいっぱいになっていて、まだまだ余震は落ち着かないようだ。
ここに来て一番の情報収集源はtwitterだった。
震災後もdocomoの回線はダウンしなかったので携帯とポケットWiFi+iPodでの情報収集は可能だった。(この機器の充電のためにシガーソケットから給電出来るUSBを探していた(^^;)

時系列に追っていくと大変長くなりそうなので、ここら辺で…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。