rrdtool と HotSaNIC

1月頃にFedoraをインストールしたときにrrdtoolとHotSaNICまではインストールしたけど、その後の細かい設定をしていなかったので今日設定しきった。
最終的には、HotSaNICのバージョンを 0.5.0-pre6 にしないとKERNEL2.6上では全部を表示できないって事に気づくまで7時間掛かった…。
sourceforgeでダウンロードできる 0.5.0-pre5 ではKERNEL2.4までしか対応していないらしく、diskio と systemのirq がKERNEL2.6では取得できない。
思い切ってCVSのスナップショットで存在する 0.5.0-pre6 にするとどちらも正常に取得できる。
ここからは設定で詰まった点を箇条書き


【sensorsの proc パス】
sensorsの値は、settings ファイルを見ると /proc/sys/dev/sensors のパス以下にあることに成っているのだが、KERNEL2.6からは
/sys/bus/[センサー名1]/drivers/[センサー名2]/[アドレス?]/
以下に部位単位で存在する。
temp1 なら temp1_input が現在の温度。
ちなみに、センサー名1-2は sensors コマンドを実行したときに出てくる adm9240-i2c-0-2d とかの名前で、この場合
/sys/bus/i2c/drivers/adm9240/0-002d/temp1_input
このファイルから temp1 の現在温度を取得できる。
modules/sensors/setting には
SENSOR=”/sys/bus/i2c/drivers/adm9240/0-002d/temp1_input,temp1,CPU temp,1,0.001,0,C”
と記述する。
それぞれの値は、
デバイス,保存名,表示名,エントリー位置(1固定),スケール(倍率),追加値,単位,最小値,最大値
みたい。
【diskio】
—————–
KERNEL=”2.6″
SOURCE=”diskstates”
DEV=”3_0,hda”
DEV=”3_64,hdb”
—————–
KERNELは現在のカーネルバージョン、SOURCEは stat か diskstats で /proc/stat に disk_io 項目があれば stat、無ければ /proc/diskstats から値を取得することになるので diskstats。
最後のDEV項目は監視したいデバイスを指定。
DEV=major_minor,device name
で、 cat /proc/diskstats などで確認可能。

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